そのひと声

先日、どうしてもスケジュールがかみ合わず
オファーをお断りせざるを得なかった。
いつもいつも呼んでくれて
いつだってその人のオファーには応えたいと思っている。
基本稽古スケジュールにNGは出さない
稽古期間という365日の中のほんの数日しか無い日を無為に過ごしたくないから。
なので先着順というと人気俳優みたいでなんか嫌なんだけど
基本的に、現場と現場間でスケジュールが被らないようにしている。

連絡をくれる人がいるって
幸せだな、と思う
手垢のついた言葉だけど。

思い出して
思いついて
その人の顔が浮かんで
携帯を手に取って
LINEで検索して
考えたメッセージを打つ

なかなかに大変なプロセスだ
だからそのひと声を
私はありがたいな。
と思う

チケットの話でも
少し前はこいつ一回も俺の芝居見に来た事無いのに
送るだけ送ってきてからに・・・！なんて思う事もあった。
今は折を見て見に行きたいと思っている
もちろん、面白いものだと嬉しい。