東京タワーの隣の隣。
初めて作中で18歳の若さから5、60代までを演じました。
と、同時にこれまでで一番父親をがっつり演じました
さすがに60代はビジュアル的には無理でしたが
ラストはしっかり親父の役目を果たせたのでは、と思っています。
役作りはもう無限で
町中のありとあらゆる娘を連れたお父さんをウォッチングしまくりました。
子育てってめちゃくちゃエキサイティングなんでしょうね
目に入れても痛くないほどかわいいし
かわいさ余ってなんとやらな時ももちろんあって
いろんな父親を見ていたら
その全員が理想の父親像をやれているか、なんて
きっとできなくて
自分がいままでもらってきた事
価値観だったり他人とのやり取りだったり
親自身のマイノリティーな部分でしか
子育てって出来ないんだろうなって。
もちろん子供から教わったり
パパ友ママ友と情報共有したりもあるんだろうけど
自分なりの育て方しかできないんだろうなって思いました今回。
この舞台、蛍光灯が敷かれた「道」を歩き続けます。
歩くスピードはキャラクターや心象によってさまざま。
途中死に別れたりするとメタ的な表現として道を外れたり
違う道を歩むとその道で立ち止まったりします。
このセリフのタイミングで曲がるなど
めちゃくちゃ難しいんです・・!この舞台・・・!
気持ちが逸るシーンなのに歩みは遅く。など
気持ちと歩きを切り離して表現しなければいけない事の
難しさ・・!
しかし
とてもとても丁寧に丁寧に緻密に緻密に
針の糸を通すような演出の仕方が
本当に繊細で心地よくて
いいキャラクターを生み出して頂いたなって思います。
もんちゃんという役を演じました。
ザ不器用な父親。
俳優人生で最も難しく最も好きな役になりました。
見てくださった皆様、本っっっっっっ当にありがとうございました!
精進していきます!
だから時々でも良いから芝居、見に来てください!
もんちゃん役 万代竜一でした。
コメントを残す